昔から、心の奥底で思っていることを人に話して伝えるのが苦手だった。いつも言葉に詰まっちゃったり、それを隠すようにヘラヘラふざけちゃったり、考えがまとまらないまま意味不明なことを言っちゃったりする。
だから、書くようになったのかもしれない。
漠然と、人とは本当の意味で「コミュニケーション」できないと思って生きていた。だからか、あれはたしか大学4年生のころ、おふざけ仲間の友達がはじめて私の文章を読んでくれて「お前って、心の奥底ではこんなこと考えてたんだな」と言ってくれたとき、ああやっと、人とちゃんとコミュニケーションができたと思った(だから、漫画『ブルーピリオド』の八虎の気持ちが、すごくすごく理解できる)。
いつのまにか、本当にいつのまにか、書かずにはいられなくなっていた。きっとそれは、おしゃべりよりも文章の方が、よっぽど誰かと会話できているという感覚があったから。よっぽど、誰かと本当の意味で分かり合えているような気がしていたから。
なので、今のところ私のメインフィールドは「文章」です。ただ、やっているお仕事も多種多様化してきて「何やってるの?」と言われることが増えてきたので、ここいらでちょっと、自分についてまとめてみます。
1992年生まれ、 京都出身、27歳。大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。
2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ転身。現在は、ウェブ・紙問わず、編集者・ライターとして活動をしている。
2015年から2017年までは、Web広告やイベント出展など、製品プロモーションを担当。2017年からはコーポレートブランディング部へ異動して、自社メディア「サイボウズ式」を中心としたブランディングコンテンツの企画編集、「サイボウズ式ブックス」という出版事業の立ち上げPM(プロジェクトマネジャー)を主にやっていました。
■思い出深いサイボウズ式の記事たち
退職エントリの記事は、本当にたくさんの反響をいただきました。
■「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。」Webサイト・新聞広告ディレクションサイボウズ創業20周年記念プロジェクトの、Webサイトと新聞広告のディレクションを担当しました。ACCアワードのフィルム部門でグランプリの総務大臣賞を受賞したり、新聞広告賞で賞をいただいたりと、思い出深いお仕事でした。
**■「サイボウズ式ブックス」立ち上げ(2019)**出版社のライツ社さんと協業し、出版事業「サイボウズ式ブックス」を立ち上げました。
■第1作目『最軽量のマネジメント』出版(2019) 上記の「サイボウズ式ブックス」から、第1作目としてサイボウズ副社長・山田理さんの書籍『最軽量のマネジメント』を出版しました。企画や全体ディレクション、PRまわりを担当しています。
**最軽量のマネジメント(サイボウズ式ブックス)**www.amazon.co.jp 1,540円(2020月04月19日 19:20 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する
Web・紙媒体問わず、執筆や編集のお仕事を受けています。いままでのお仕事の中から、一部抜粋。